[順不同]

稲垣雅之氏

 

   
 名古屋芸術大学卒業。洗足学園音楽大学附属指揮研究所修了。 2006年、東京佼成ウインドオーケストラのオーディションに合格し、指揮研究員として、ダグラス・ボストック、ポール・メイエ各氏等のアシスタントを務める他、特別演奏会、音楽教室、録音等、約50回指揮を担当する。 2008年、ユングフラウ音楽祭(スイス)に参加し、国際指揮マスタークラスを受講。 同年、仙台フィルハーモニー管弦楽団の公演にて山下一史氏の副指揮者を務める。 2009年、ベルナルト・ハイティンク国際指揮マスタークラス(スイス)に於いて、世界各国の応募者の中からオーディションにより数名の受講生に選ばれる。 2010年、ネーメ・ヤルヴィ国際アカデミー(エストニア)に受講生として参加。アカデミー開催期間中に行われたコンサートにネーメ・ヤルヴィ氏に選出され出演。 2013年、ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演に於いてリハーサルに同行し師の元で研鑽を積む。 これまでに指揮を秋山和慶、ベルナルト・ハイティンク、ネーメ・ヤルヴィ、ダグラス・ボストック、レオニード・グリン、小林研一郎、湯浅勇治、河地良智、川本統脩の各氏に師事。

木野雅之氏

 

 桐朋学園を経て、ギルドホール音楽院に学び、名匠ニーマン教授に師事。卒業後も、ミルシュタイン、リッチ、ギトリス等に師事し研鑽を積んだ。 1984年、カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールや、1985年メニューヒン国際コンクールでサロン音楽特別賞受賞、1987年には『ロイヤルオーケストラ協会シルバーメタル』を授与され記念演奏会を行った。英国を拠点としてロイヤル・フィル、ベルリン響、モスクワ放響など数多くのオーケストラと共演。またサンレモ、オールドバラ等国際音楽祭への参加やテレビ・ラジオ出演などもさかんに行っている。1993年4月より日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに、2002年7月よりソロ・コンサートマスターに就任、現在に至る。 使用楽器は恩師ルッジェーロ・リッチから譲り受けた1776年製ロレンツォ・ストリオーニ。Photo By Mr. Kazuya Akashi

佐藤宏充氏

 

 北海道教育大学札幌校音楽科および東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。 指揮法を故佐藤功太郎、ハンス=マルティン・シュナイトの各氏に師事。 これまでに「ラ・ボエーム」「ホフマン物語」「カヴァッレリーア・ルスティカーナ」「ジャンニ・スキッキ」「アルチーナ」「椿姫」「ロメオとジュリエット」「魔笛」「シモン・ボッカネグラ」「カルメン」「こうもり」「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「天国と地獄」などのオペラ公演を指揮。 また、日生劇場、びわ湖ホール、神奈川県芸術フェスティバル、東京室内歌劇場他の音楽スタッフとして、 「ばらの騎士」「カプレーティとモンテッキ」「利口な女狐の物語」「ナブッコ」「ラ・トラヴィアータ」「道化師」「ヘンゼルとグレーテル」「白墨の輪」「ヴェニスに死す」「クリスマスの妖精」「ドン・パスクワーレ」などの公演に参加。 日本声楽家協会公開勉強会において指揮を担当。 現在、東京藝術大学音楽学部及び大学院オペラ科非常勤講師、聖徳大学音楽学部講師、東京音楽大学指揮科助手、付属高等学校講師及び二期会オペラ研修所講師。

松村秀明氏

 

 1980年生まれ。3歳からピアノを、12歳からクラリネットを学ぶ。 洗足学園音楽大学附属指揮研究所マスターコースを修了。これまでに指揮を秋 山和慶、河地良智、増井信貴、湯浅勇治、ピアノを馬場幸希江、クラリネットを 四戸世紀の各氏に師事。 2006~2008年の「アフィニス夏の音楽祭」に指揮研究員として参加し、期間中 に行われたオーディションに合格、演奏会等を指揮して好評を博す。 2010年はオーディションにより選らばれ、新日鐵文化財団の指揮研究員として 紀尾井シンフォニエッタ東京などで研鑽を積んでいる。 これまでに神奈川フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、東京都交響楽 団、東京フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団を指揮したほか、読売日本交 響楽団の定期演奏会等に副指揮者として度々参加している。東京フィルハーモニ ー交響楽団とは、文化庁「本物の舞台芸術体験事業」での50回を超えるワークシ ョップに参加したほか、2009年はファミリーオーケストラ指揮者も務めた。 今後も東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団との共演が予定されて いる。

菊池珠里氏

 

 国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、国立音楽大学を卒業。同大学院修了。 その後、ドイツ国立ハノーファー音楽・演劇大学へ留学。ピアノ・室内楽ともに最優秀の成績で卒業し、最高課程であるソロクラスにて研鑽を積む。 ドイツ滞在中には、ハノーファー,ブラウンシュヴァイクをはじめ、ドイツ各地にてリサイタルを行う。帰国後は、日本でもソロ,デュオ,室内楽など幅広く演奏活動を行っている。これまでに、彩の国・埼玉ピアノコンクール、日本ピアノ教育連盟主催ピアノオーディション、イビサ国際ピアノコンクール入賞。 ピアノを菊地真美,吉野康弘,岡山京子,マーティン・デュリエ,クリストフ ァー・オクデン各氏に師事。室内楽を徳永二男,金木博幸各氏に室内楽を師事する。 現在は、国立音楽大学音楽附属中学校・高等学校ピアノ講師として、後進の指導にあたっている。

柴田真郁氏

 

 1978年東京生まれ。高校は演劇科を経て、国立音楽大学声楽科卒業。これ までに日本オペラ協会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場等で合唱指揮やアシスタン ト指揮者として活動する。 2002年、赤坂ACTシアターにて宮本亜門演出、ミュージカル「くるみ割り人形」(サンリオ主催)を指揮する。 2003年に渡 欧しドイツ各地の劇場、シンフォニーオーケストラで研鑽を積むかたわら、20 04年にはウィーン国立音楽大学マスターコースにてディプロムを取得。修了演 奏会ではブルガリアのVidinシンフォニーオーケストラを指揮。また年末に は、ドイツのハノーファージルベスターコンサートにてプラハ室内管弦楽団を客 演指揮。好評を博し翌年はベルリン室内管弦楽団に客演し、2年連続ジルベスタ ーコンサートを指揮して大成功を収める。 2005年スペイン、バルセロナのリセウ大歌劇場アシスタント指揮者オーディションに合格。これまでに、指揮者S ebastian Weigle、Antoni Ros Marba、Renato Palumbo、Josep Vicent氏等のアシスタントを務め様々な演出家、歌手共に多数の公演を上演し信頼を得ている。 2008年5月には名テノール、ジュゼッペ・ジャコミーニ氏とヴェルディ作曲「オテッロ」で共演を予定していたが、ジャコミーニ氏の体調不良の為急遽エルネスト ・グリザレスと共演。少ないリハーサル期間にもかかわらず、ドラマティックな 作品を作り上げ好演を果たす。 2009年4月にはジ・インペリアルオペラ 藤原歌劇団公演「La Cenerentola」(シンデレラ・ロッシーニ作曲)を指揮する。10月にはミラマーレオペラにてペルゴレージ作曲「奥様女中」、プッチーニ作曲「ジャンニスキッキ」2本立て8回公 演を指揮し、好評を博した。 2010年浜松フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサート指揮。4月には池辺晋一郎作曲オペラ「死神」で、日本オペラ協会デビュー。 指揮を、十束尚宏、Tilo Lehman、Salvador Mas Co ndeの各氏に師事。声楽を岡部徳三、野崎靖智、渡辺多津彦の各氏に、ピアノ を善積利津子、ソルフェージュを鈴木直美の各氏に師事。 平成22年度五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。

長野力哉氏

 

 東京生まれ 桐朋学園大学音楽学部卒業。 指揮を小澤征爾、山田一雄、尾高忠明、小泉和裕、ジャン・フルネの各氏に、 ピアノを小森谷泉氏に、対位法を尾高惇忠氏にそれぞれ師事した。 大学在籍中より九州交響楽団を指揮。 1987年より西ベルリンに留学。ベルリン芸術大学においてカール・ビュンテ教授に師事する一方小沢征爾氏の推薦を受け、 ベルリンフィルハーモニーのもとで87年から90年の間行われたリハーサル及びレコーディングに立ち会い、研鑽をつんだ。 これまでに東京都交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、北九州交響楽団、横浜フィルハーモニー管弦楽団、上野の森交響楽団、京都フィロムジカ管弦楽団、秦野市民交響楽団、福岡教育大学管弦楽団、千葉大学管弦楽団、千葉少年少女オーケストラ、専修大学管弦楽団、 三友合唱団などを指揮。 全国各地に於いて幅広い指揮活動を行っている。

平野桂子氏

 

 洗足学園音楽大学オーボエ専攻生として卒業。オーボエを小林裕・安原里喜・伊東万紀の各氏に師事。また、同大学附属指揮研究所にて指揮を秋山和慶・増井信貴・川本統脩、スコアリーディングを島田玲子・西川麻里子の各氏に師事。 これまでに同大学ユーフォニアム・チューバ専攻生による演奏会を指揮。 オペラにおいては、「小さな煙突掃除屋」「愛の媚薬」を指揮、「ルイザ・ミラー」「マクベス」「仮面舞踏会」「メフィストフェレ」「ジャンニ・スキッキ」「パリアッチ」「こうもり」上演において副指揮を担当。2007年2月には、「魔笛」を指揮し好評を博す。2007年9月22・23日にはOPERA DE NIGHT主催による公演でプッチーニ「ラ・ボエーム」を指揮する予定。現在、東京オペラシアター・文京白山フィルハーモニック副指揮者。

大浦智弘氏

 

 1977年宮城県塩竈市生まれ。東京学芸大学教育学部を卒業、同大学大学院を修了。指揮を松岡 究、山本訓久、小林研一郎の各氏に、スコア・リーディングを田島亘祥氏に師事。 これまでに《フィガロの結婚》、《コジ・ファン・トゥッテ》、《カヴァレリア・ルスティカーナ》等の数々のオペラ公演やコンサートを指揮するほか、新国立劇場、東京二期会オペラ劇場、びわ湖ホール、東京室内歌劇場をはじめ、各地のオペラ団体や管弦楽団、合唱団等において副指揮者や合唱指揮者、コレペティトールを務めている。特に井上道義、チョン・ミョンフン、阪哲朗、ユーリ・テミルカーノフ、ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ、沼尻竜典、ヴィト・クレメンテといった世界的な指揮者のアシスタントを務めているほか、多くの指揮者のもとで研鑽を積んでいる。 現在、びわ湖ホール、東京室内歌劇場、新宿区民オペラ、立川市民オペラ、杉並区民オペラ、アルカディア混声合唱団、目黒区民交響楽団、八王子フィル、千代田フィル、ERDEオペラ管弦楽団、立川管弦楽団、厚木交響楽団等の各団体において指揮者、副指揮者、合唱指揮者等を務めている。

●松沼俊彦氏

 

 神奈川県に生まれる。5歳よりピアノを、13歳よりトロンボーンを学ぶ。 1990年、東京芸術大学器楽科トロンボーン専攻に入学。トロンボーンを伊藤清氏に師事。 1994年同大学卒業、安宅賞受賞。 在学中より指揮者を志し、1993年ウィーン夏期音楽セミナーに参加、故カール・エステルライヒャー、湯浅勇治の各氏に師事、受講生の中からの選抜者によるファイナルコンサートに出席する。これ以降、12回にわたる「湯浅勇治(ウィーン国立音楽大学助教授)による指揮セミナー」において研鑚を積む。 1997年東京音楽大学指揮科に研究生として入学。指揮を紙谷一衛、広上淳一の各氏に師事。また学内において学生有志によるオペラ団体を組織し、「こうもり」「魔笛」をそれぞれ上演・指揮する。同年12月沖縄国際音楽祭に奨学金を得て参加、ファイナルコンサートに出演する。 1998年12月東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団「第8回東京国際フォーラム定期演奏会」にて正式にデビュー。また1999年には「21世紀プロジェクト」-若手指揮者シリーズ-の企画・運営にたずさわり、自らも同年7月の第2回公演に出演し、新星日本交響楽団を指揮する。この他、広島交響楽団、KOIKEストリングス等と共演。 2000年よりウィーン国立音楽大学に籍を置き、L.ハーガー、E.アッチェル、湯浅勇治の各氏に師事し、またプロ・アルテ・オーケストラ・ウィーンを指揮し研鑚を積む。 2002年1月より2003年3月まで、大阪シンフォニカー交響楽団カヴァーコンダクター(副指揮者)に就任。 2002年、小林研一郎、本名徹次など優秀な指揮者を多数輩出していることでも有名なハンガリー・ブダペスト国際指揮者コンクールにて第1位受賞。優勝後、ルーマニア・ブラショフ「ジョルジュ・ディマ」フィルハーモニー管弦楽団、ルーマニア・オラディア交響楽団を指揮、2003年1月にセゲド交響楽団、ハンガリー・マターヴ交響楽団、北ハンガリー交響楽団、ブダペスト・フィルに客演し、それぞれ好評を博した。 2004年、第1回マーラー国際指揮者コンクールに第3位を受賞。 国内では、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラなどに客演。

●矢部達哉氏ヴァイオリン独奏

 

 洗練された美しい音色と深い音楽性によって、最も活躍しているヴァイオリニストの一人。 1968年東京生まれ。江藤俊哉氏に師事。89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団(都響)のソロ・コンサートマスターに抜擢される。89年からサイトウ・キネン・オーケストラに参加.。小澤征爾の指揮の下オペラや交響曲でコンサートマスターを務めている。92年よりジャパン・チェンバー・オーケストラのコンサートマスターとしても活動を行っている。 ソリストとしても活躍目覚しく、数々の国内外のオーケストラ、室内オーケストラのソリストとして朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェイムズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の著名指揮者の下で共演し、絶賛を博している。室内楽にも意欲的に取り組み、ヨーヨー・マ等との共演の他、Kitaraホールカルテット及び京都アルティ弦楽四重奏団のメンバーとしても定期演奏会を行っている。 ソニークラシカルよりデビューCD「ソット・ヴォーチェ」(96年5月)を始めとして「エシェゾー」、「レザムルーズ」、「ツィゴイネルワイゼン」、「ディア・モリコーネ」の5枚のCDを発売。 97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで、「美しい音色で清々しく朝が始まる」とクラシックに馴染みのない視聴者にも大きな反響を呼ぶ。2003年12月にはNHKテレビ放送50年記念ドラマ「川、いつか海へ(作曲:岩代太郎)」の音楽を演奏。 横山幸雄他とのデュオ演奏会の他、江守徹との朗読と音楽「言の葉コンサート(川端康成の作品朗読とバッハ演奏)」でも高評を得ている。 2004年8~11月には青葉台フィリアホールで「矢部達哉のベートーヴェン」3回のシリーズ演奏会を行い高評を博している。 その多岐にわたる活動と、古典から現代曲に至るまで幅広いレパートリーを常に高い水準で演奏する優れた音楽性が評価され、95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2004年4月より上野学園大学音楽・文化学部の教授に就任。日本の楽壇の若きリーダーの一人として、今後も尚一層の活躍が期待されている。

●江口玲(えぐちあきら)氏(ピアノ独奏

 

 東京に生まれ、東京芸大附属音楽高校を経て東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業、その後同校にて助手を務めた後、ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。 ピアノをハーバート・ステッシン、外山準、金沢明子、伴奏法を故サミュエル・サンダース、作曲を佐藤眞、北村昭、物部一郎の各氏に師事。現在はニューヨークに在住し、精力的な演奏活動とともにニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執っている。また2006年より洗足学園大学大学院の客員教授を務めている。 最新のアルバム「Pictures at an Exhibition」(2006年7月)には、ムソルグスキー/ホロヴィッツ編曲による「展覧会の絵」の他、ラフマニノフの前奏曲、プロコフィエフのロミオとジュリエット等が収録され、現在好評発売中。 江口玲氏オフィシャルサイト www.akiraeguchi.com

●井田勝大(いだかつひろ)氏

 

 鳥取県出身。東京学芸大学音楽科卒業。現在同大学院在学中。 指揮活動は、オペラを中心に様々な舞台経験を積んでいる。2004年には江戸開府400年記念東京文化会館事業「あさくさ天使」に副指揮者として参加。来日オペラ団体日本公演の制作助手も務め、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、東京のオペラの森などで仕事を行い、小澤征爾、ズービン・メータなどのアシスタントを務める。その他、多くの合唱団、オーケストラなどを指導している。 自らの主催する団体として0rchestre du Ren を設立し、理念を共有する若いメンバーとともにオーケストラ、オペラ、バレエなどの分野で様々な活動を行っている。 トランペットを田宮堅二、田中昭、山城宏樹各氏に師事、指揮法を山本訓久、高階正光各氏に師事。

●さいとう このみ氏(ナレーション)

 

 武蔵野音楽大学音楽教育学科サクソフォン専攻卒。 ぬいぐるみ人形劇団の司会と歌とお遊びのお姉さんとして全国をまわってきた。 出産後はフリーとして演奏会、イベント等の司会、ナレーションを手がけながら パフォーマンスと演奏を結びつけ楽しみながら音楽を聴ける企画に携わる。 2000年より視覚障害を持つプロの演奏家と共にグループ「メロディーファーム」を立ち上げ「こーさんとこんさーと」として幼稚園、小中学校等で演奏会を行っている。 個人的には「こーさんとこんなこと」という 遊び歌、お話を中心にしたプログラムで保育園、幼稚園を中心に公演を行っている。

●清水宏之氏

 

 奈良市出身、15歳で渡米。インターラーケン芸術アカデミーを経て、1987年、マネス音楽大学クラリネット科卒業。 1989年、エール大学大学院音楽学部指揮科修了後、エールフィルハーモニア管弦楽団の指揮研究員となり、ギュンター・ヘルビッヒ氏、アンドレ・ブレヴィン氏等の指導を受け、同大学院よりアーティスト・ディプロマを授与される。 その後、北米を中心に指揮活動を行い、1997年帰国。 奈良フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪シンフォニカー、テレマン室内管弦楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団などを指揮。 第4回ディヌ・ニクレスク国際指揮コンクール優勝。(ルーマニア) 第1回マタチッチ国際指揮コンクール4位入賞(一位なし)、併せてクロアチア作曲家連盟特別賞受賞。 第5回フィテルベルク国際指揮コンクール4位入賞、併せてルストワフスキー特別賞、および楽員投票による国立シレジア・アカデミー管弦楽団賞を受賞 1999年まで、ドイツ、フンディスブルク・アカデミー管弦楽団、およびブラジル、エレアザール・カヴァリオ音楽祭管弦楽団指揮者をつとめる。 現在、青山学院管弦楽団常任指揮者、桃山学院メサイア演奏の会正指揮者のポストに加え、全国のオーケストラの客演指揮者として活躍中。 清水宏之氏オフィシャルサイト http://www014.upp.so-net.ne.jp/hiromusica/

●田久保裕一氏

 

 東京学芸大学音楽科卒業。指揮を伊藤栄一、伴 有雄、汐澤安彦、秋山和慶の各氏に師事、またチェロ、室内楽を黒川 健氏に師事。 1980年~1992年まで12年間、千葉県習志野市にて小中学校の音楽教師を経てプロの指揮者に転向。 1992年~1993年、スイス・ルガノにおいて、リヒャルト・シューマッヒャー氏に、ウィーンにてウィーン国立音楽大学のカール・エスターライヒャー教授、湯浅勇治氏、およびザルツブルク・モーツァルテウム音楽院のハンス・グラーフ教授に師事。 1994年11月、ルーマニア・ブラショフ市で開催された第4回「デイヌ・ニクレスク」国際指揮者コンクールにてグランプリを受賞。また、審査員特別賞「ルーマニア現代音楽演奏賞」と聴衆特別賞もあわせて受賞。 1996年3月より、ほぼ毎シーズン、ブラショフの「ジョルジュ・デイマ」フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に出演。またスロヴァキア放送交響楽団、ルーマニア国立「ミハイル・ジョラ」フィルハーモニー交響楽団、トランシルヴァニア室内管弦楽団、カザフスタンのアルマトイ市立管弦楽団など、海外のオーケストラとの活動も広がっている。 1999年12月31日、彦根第九オーケストラおよび合唱団を率いて、ベルリンのSFB大ホールにおいて、ベートーヴェンの第九交響曲を演奏、成功に導いた。 2002年8月中国内蒙古自治区の呼和浩特にて内蒙古民族歌舞劇院交響楽団を指導。同団演奏会にて大成功を収める。多大な功績を讃えられ「名誉客演指揮者」の称号を受ける。今後毎年定期的に指導していく予定である。 これまでに国内の主要オーケストラを多数指揮。また、全国のアマチュアオーケストラや合唱団の育成にも尽力している。日本指揮者協会幹事。東京指揮研究会代表。 田久保祐一ホームページURL http://www.musicinfo.com/takubo/

●石川真也氏

  (管絃樂團”響”HPより引用) 宮城県仙台市出身。成城大学卒業後、桐朋学園大学音楽部オーケストラ研究生指揮科入学・指揮を小澤征爾、秋山和慶、黒岩英臣、尾高忠明の各氏に、ピアノを玉置善巳、作曲・音楽理論を三善晃の各氏にそれぞれ師事。86年同校終了後、二期会、東京室内歌劇場などに置けるオペラ公演の副指揮者として研鑽を積むほか、二期会合唱団の指揮者も務める。それと平行してNHK主催によるJMJオーケストラ、慶応大学などはじめ、各地の大学オーケストラのトレーナーとしても活躍した。これまでに群馬交響楽団、名古屋シティ管弦楽団など指揮するほか、全国各地のアマチュアオーケストラ及び合唱団に招かれ、積極的な指揮活動を行っている。1995年には、つくば市において、ビゼー作曲「カルメン」を指揮し、オペラデビューを飾り好評を博した。今年7月には韓国に招かれ、韓国の音楽大学学生による弦楽オーケストラを指揮した。

●川合良一氏

 

 神奈川県鎌倉市に生まれ、3歳よりヴァイオリンを始める。 1972年 東京芸術大学音楽学部指揮科に入学。 1974年 ALMレコ-ド(コジマ録音)より、近藤譲の作品の指揮でレコ-ド・デビュ-。 1975年 安宅賞を受ける。 1976年 東京芸術大学音楽学部指揮科を卒業。 指揮を、故金子登、小林研一郎、エルヴィン・ボルンの各氏に師事。また、来日したチェコ・スロヴァキア(当時)の名指揮者、故ズデニェク・コシュラ-氏にも親しく教えを受ける。 1977年 CBS-SONY より、チャヴェス、近藤譲の作品、また、ALMレコ-ドからも、近藤譲の作品の指揮でレコ-ドが発売される。 同年秋には、読売日本交響楽団主催の、セルジュウ・チェリビダッケ指揮者講習会に参加。大きな影響を受ける。 1980年 現代音楽演奏グル-プ 「アンサンブル・ムジカ・プラクティカ」を作曲家の近藤譲等と結成。指揮者、ディレクタ-として、1987年まで、数多くのコンサ-トを指揮。NHK等に録音、放送される。 1994年 fontec から、近藤譲の作品の指揮でCDが発売される。 現在、日本指揮者協会会員、かながわ合唱指揮者クラブ会員。日本シベリウス協会会員、北鎌倉女子学園講師。 川合良一ホームページURL http://cond-kawai.hp.infoseek.co.jp/

●遠藤浩史氏

 

 大阪生まれ。大阪音楽大学ピアノ科を経て、桐朋学園大学オーケストラ指揮専攻科に学ぶ。在学中、指揮を小澤征爾、尾高忠明、秋山和慶、岡部守弘の各氏に、ピアノを山田朋子氏に、二重奏及び室内楽を中山朋子、間宮芳生、江藤俊哉、金昌国の各氏に、作曲を三善晃氏にそれぞれ師事。 卒業後は群馬交響楽団、東京ニューシティー管弦楽団、東京合唱協会などに客演し、好評を博す。 1992年、南スイスのルガーノで行われた「マスタープレイヤーズ講習会」においてマスタープレイヤーズオーケストラを指揮し、高い評価を得ると共に、R.シューマッハー氏により指導を受ける。 1994年より数回にわたり、ウィーン国立音楽大学助教授の湯浅勇治氏に師事。また東京指揮研究会主催のセミナーにてH.グラーフ、広上淳一の各氏に師事。 1996年7月には、ソンバトヘイ(ハンガリー)で行われた国際バルトークセミナーにてファイナルコンサートの指揮者に選ばれ、サヴァリア交響楽団を指揮し絶賛を博す。 1999年8月には、ウィーンとブダペストで行われた「日独楽友協会指揮者セミナー」にてK.レーデル氏に師事。 特に大きな演奏会実績としては、1995年12月に埼玉県越谷市で行われた、サンシティー市民合唱団定期演奏会においてP.マッカートニー初めての、クラシック音楽の分野の大作「リバプール・オラトリオ」を日本人指揮者として初めて指揮し、話題を呼んだ。 平成11年11月11日、若手指揮者シリーズ、21世紀プロジェクト第四弾として、オーチャードホールにて新星日本交響楽団(現:東京フィルハーモニー交響楽団)を指揮し絶大なる評価を得て、その模様はNHK、スカイパーフェクTVでオンエアされ、また「音楽の友」をはじめとするさまざまなメディアにて、賛嘆の記事が寄せられた。 2001年12月、創価大学で行われた第11回『第九』演奏会を指揮、圧倒的な大成功をおさめると同時に、大学側よりその功績を称えられ、同大学栄誉賞を受賞した。また翌2002年も引き続き迎えられた。 現在、東京合唱協会指揮者、東京指揮研究会幹事、日本演奏連盟会員。 遠藤浩史ホームページURL http://members.goo.ne.jp/home/endo-hiroshi

●厚木交響楽団 前音楽監督  藤田由之氏

 

 1930年生まれ、東京第二師範学校本科及び東京音楽学校選科ピアノ科修了後、東京芸術大学声楽科を卒業。 ピアノを琢磨都、太田道子、梶原完に、声楽を畑中良輔に師事。 芸大在学中の1951年から近衛秀麿に師事して指揮法及び管弦楽法を学ぶ。 近衛管弦楽団、ABC交響楽団の打楽器及びピアノ奏者をつとめ、1957年ABC室内管弦楽団を組織してその指揮者となる。 1958年ABC交響楽団を指揮してデビューし、以後ABC響、ABC室内管弦楽団等を指揮する。 1960年イムペリアル・フィルに所属。 1962年読売日本交響楽団の楽団主事に就任したが、1965年以降はフリーとなり、指揮、編曲、評論活動をおこなっている。 1967年オレゴン交響楽団の招きで渡米、1970年ロスアンジェルスのコネホ交響楽団に客演するなど10数回にわたって渡米し、1976年には文化庁の芸術文化行政指導者として欧米に派遣され、オーケストラ及び歌劇場の調査研究をおこなう。 (財)サントリー音楽財団評議員、サントリー音楽賞選考委員、日本アルバン・ベルク協会理事、東京音楽ペンクラブ会員、(財)エー・ピー・シー音楽振興財団評議員、ABC国際音楽賞審査委員。 古典派・ロマン派の交響作品の改訂、多数の編曲、訳書「タクトと鵞ペン」、別冊太陽「ベートーヴェン交響曲第九番」(監修)、朝日小辞典 ”オーケストラ” (團伊玖磨と共書)等の著書もある。1979年12月の第2回定期演奏会から2002年12月の第48回定期演奏会まで、厚木交響楽団の音楽監督を勤める


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